後頭部のインカ骨と腰痛、仙骨痛
インカ骨とは後頭骨の上にまれに見られる特別な骨で、特に古代のインカでよく見られる特徴です。
とはいえ日本人にも相当数この骨をお持ちの方がおられるそうですので、ルーツを考えるのに参考になるかもしれません。
インカ骨があるインカ人の写真を見ると後頭部が後ろに大きめになっているようです。
このインカ骨の三角の頂点は、鍼を刺すと腰痛に対応していて、特に腰仙関節に痛みが有る時によく用います。指で押してもずんと響いて気持ち良い場所ですのでお試しください。
インカ骨の無い人では後頭骨の頂点になります。左右の頭頂骨と後頭骨が集まる三叉路のような点を強めに押してみてください。
経穴の名前で言えば、強間が一番近いと思われます。