まぶしいと感じる時
日の光をまぶしく感じたり、人工光から目をそむけたくなるのは、腎気が不足している証拠。
仕事や遊びで疲れているとき目が乾くのも腎気不足。
こういうとき目薬を使う人が多い。
手軽で即効があるけれど、手放せなくなるのではないでしょうか。
それよりも腎を補ってくれるツボを刺激することをお奨めします。
肘の内側のしわの上にある尺沢は、すぐに効果が出てくるわかりやすいツボです。
へその斜め下の腎の部を刺激しても目がすっきりしてくることが期待できます。
自転車の修理の左右バランス
自転車の後輪がパンクしたので自転車屋さんに修理をお願いした
後輪のチューブを取り換えねばならないという
後輪をはずす作業は素人にはできないらしい
僕も2回試みたが、バランスを確保するのが困難で、修理するつもりで壊してしまったことがある
後輪の左右には異なるパーツがあり、単純に左右を均等にすればよいわけではない
またギアチェンジやブレーキのワイヤーもあり、前方向にも引っ張られている
この状況は五臓のバランスと似ている
五臓は左右対称にはなっていない
肝臓が右にあるし、肺も2葉3葉になっている
大腸の方向性も左から右に回っていく
それなのに外見的にはおなかも含めて身体は左右対称になっている
そして肝臓が右にあるからと言って、右半身が左半身より恩恵を受けているわけではない
左右が完璧なバランスをとって機能している
人の身体はどこかがバランスを崩しても、周りが補ってバランスを取り直すように働く
自転車は一か所が不調になると、その歪みが周りに伝わり、やがて全体をだめにしてしまう
そこが自転車とは違う
臭いについて
柔軟剤のにおいが芳香だと感じる人と不快に感じる人がいる
柔軟剤の臭いが微香性から芳香性に変わってきている
人々の嗜好が変化したのだろうか?
僕とうちの家内では気になる臭いが違っている
家内は主婦らしく、家人や家の不潔、汚れや汗に敏感だ
家にいる犬の臭いにも敏感だ
一方僕はというトイレの消臭剤の臭いが苦手。。これを嗅ぐなら便臭の方がとは言わないが。。
新建材の臭いか?耐え難いマンションの廊下の何かの臭いに吐き気を感じる。
作り出されたラベンダーの香りもこたえる
要するにケミカルな香りが苦手。
すぐに慣れる臭いもあるけれど、鼻になじんでこない臭いもある
さてこれらが鼻腔内で化学物質として吸収されてすぐ上の脳で分析されるわけですが、鼻と脳がこんなに近くてよいのかな???といつも思う
血管の中に入った化学物質が恐ろしい劇薬だったら?!
暗いことは考えずに、僕たちにとって嗅覚がいかに重要かということは確かだ。
野生動物やペットの犬たちも嗅覚が実に発達している
僕たち人間も、もっと嗅覚を大切にした方がいい
咲いている花の香りを感じて愛や幸せを感じる
花のメッセージは朝と夕では違うはず
庭を見ると、へちまの黄色い花が輝いて目に飛び込んでくる
へちまの匂いは、どんなだろう??
いろいろな匂いのする夏、肺を膨らませて、鼻を膨らませて嗅いでみたい。
鼻の気を通すには膝の全面を温める。これは自分の手を膝に当てても有効。
胃が詰まったり満腹で苦しいと、鼻に気が通りません
鳩尾、のど等の任脈も重要です。
太ると心臓に負担がかかる
身体が大きい人はそれだけ心臓に負担がかかる。
全身に酸素と栄養素を巡らすために大きな力が必要になるからです。
身体の成長と共に心臓も大きくなれば、身体の大きさにみあった心臓になるけれど。。
予定外の身体の成長や肥満は心臓のキャパを超えます。
この状態が続くと心臓が悲鳴をあげます。
首の下から肩甲骨内側にかけて痛みがあったりコリを感じているなら、そこが治療ポイントになっています。
血行を良くする工夫も役立ちます。運動、柔軟、関節を揉むとか。
高血圧に腹つまみ
健康情報誌「壮快」9月号に高血圧についての記事を載せて頂きました。
見てみてください。
下腹の様子などをもっと正確にお伝えしたい思いはあるのですが表現が簡単ではありません。
詳しくは、按腹整肌教室に参加してくださるか、治療院にて。
さするとか摘まむとか、結構簡単なことで結果を出そうという訳ですので、継続と根気よさが必要です。
でも意外と皆さん触れていない場所ですので効果はいろんなことに現れます。
手の届く所にすべての秘密の治療ボタンが配置されている、、、
人間の体ってすごい!
それから夏ばて的な方にもおすすめです。
うまくいかないという方に
手の角度、方向を変えるとうまくいく場合があります。縦横斜めなど。
お試しください。
栄養失調
高齢者の栄養失調が6人に1人だとあさイチで言っていました。
肥っている人でも栄養失調がありうると。
驚きですね。
テレビ番組の結論は高齢者もたんぱく質を食べるようにするということでした。
コレステロールが高めのほうが長生きするようです。
東洋医学的には、同じものを食べたとしても内臓の吸収力が弱いと栄養になりません。
これは腎の力が弱いと胃腸が冷えて消化吸収が低下するということになります。
高齢になると腎気が下がりますから、自然と胃腸が冷えていきます。
予防するには腎の部を刺激します。
下腹部を擦るだけでも有効です。
残存がんの検出法
残存がんの画期的な検出方法として、金の粒子をガン細胞に取り込ませると、遠赤外線でガン細胞を発見できるというライス大学のフレブ博士の報告を見ました。
Nature nanotechnology 2016年2月をnewton が取り上げていたもの。
3~30個程度のガン細胞を発見できたということです。
これができれば手術で切除する範囲も小さくできるので、体へのダメージは小さくなりますし、何より再発防止になります。
素晴らしい。
あとは、ガン体質を東洋医学で治療していけば、さらに素晴らしいコラボレーションになると思います。
医療費削減に生活習慣改善
くにまもり演説大会(株式会社キャリアコンサルティング主催)が建国記念日に行われています。20代の青年たちが熱弁をふるう大会です。764名の中から選ばれた青年看護師の話がすばらしい。
日本の医療に関する社会保障制度を一年間維持するのに、国が払うお金は30兆円。国家予算の3分の一がここに消えていることになります。
例えば人工透析を含む特定の病気を抱える患者さんは無料で治療を受けることができます。彼の試算では人工透析1人、1年間で500万円、日本には30万人の患者さんがいますから、1兆5000億円かかることになります。
透析に至る原因の4割が糖尿病。その原因の多くは暴飲暴食などの生活習慣の問題と指摘しています。
彼は看護師として生活習慣を正す指導を実践しているとのこと。率直にエールを送りたい。
FD (機能性ディスペプシア)
神経性胃炎やストレス性胃炎というのは、内視鏡検査ではわかりにくい病気です。
これを新しく名前をつけたのが機能性ディスペプシアだと鈴木秀和教授がnewtonに載せていました。
原因はストレス、睡眠不足、不規則な食事、野菜不足を挙げています。
心的ストレスは心で、睡眠不足は腎で治療しています。
これに食事を正しくするようにすれば、FD は快方に向かうことでしょう。
胃の問題ですが、心と腎とも深く関わっているので、東洋医学的なアプローチが有効になります。
乾燥肌
今日から春の陽気と天気予報で言っていたのに、やっぱり寒いですね。
寒く乾燥した空気は、肌も乾燥させます。
カサカサになったり、ひび割れたりするのは乾燥のせいもあるのですが、血行不良も大きく関わっています。
血の巡りが悪いと栄養も水分も行き渡らなくなるからです。
寒いと毛細血管が収縮して末端の血流を抑えます。
暖かく湿度のある部屋で過ごすのが楽ですが、外に出る場合は皮膚を外気に触れさせない工夫が必要です。
また摩擦、マッサージなどで血行を良くするのもお忘れなく。
乾布摩擦は肌を強くするばかりでなく、呼吸器にも有効です。