言葉には魂がある
マタイ15:11に『口に入るものは人を汚すことはない。かえって口から出るものが人を汚すのである』とある。食べ物が人を悪くする以上に人が話す言葉が人を汚すと言っている。
言葉はとても重要だ。
「人に語っている言葉を、自分の耳で聴いて、自分の心に蒔いていくのです。自分の口から出る、美しい、愛ある言葉が、自分の心を美しい愛で満たすのです。」浅川先生いのちの言葉より
また「愛ある言葉を語れば、ますます愛のある人になっていきます。人格とは自分の語った言葉の作品なのです。」とも言われた。言葉は人格を形成し、人間そのものを作っていく。
愛ある言葉が薬になるのをよく経験する。多くの鍼よりも愛のある一言が病者を楽にすることがよくあるのだ。
その逆もまたしかり。幼少期に受けた言葉の暴力は、心の傷となりやがて病気を作り出す。級友の一言で学校に行けなくなり何年も引きこもってしまったり。
『言葉には魂がある』と文先生が言うがまさに言葉には魂がこもっていて人に大きな影響を与えているのを実感する。言葉とは霊的パワーを持っていながら耳や目から肉的五感を通して入ってくるのだ。