脳の記憶
福岡伸一教授の動的平衡という本を読みました
人間の記憶というものがそもそも何なのか
脳の中の記憶する構造はどのようになっているのか
僕たちは脳をコンピューターに置き換えて考えていましたけれど、
福岡教授が指摘されるように脳細胞は次々と入れ替わっています
するとMDやHD等の書き込み型の記憶媒体は入れ替わる度に失われてしまうことになります
人間の記憶というのはまだまだわかっていない部分が多いですね
過去の記憶を思い起こしてみると意外とぼんやりとした曖昧な状態でしか残っていない
5年前のものと10年前のものを考えてみてもどちらが先でどちらが後か曖昧です
ハーバードにも行かれた教授がこういう記憶の状態だというのは心強い限りです
僕自身の記憶もそんな感じだったので、、、
そんな記憶なのに、頭の中が一杯になるほど大きな影響を持っている場合があります
忘れられない一言が毒になったり薬になったり