医薬難民救済
病院などの医療機関で治らない病人を治すのが僕の夢です。
病院ではいろいろな検査をして、その症状から病名を割り出しておられますが、人の状態は千差万別で、しかもその日の天気や仕事、人間関係なんかにも左右されています。それを思うと同じ病名でもいろいろで、その方の状態を表すのはとても難しいことだと思います。
この点は東洋医学でも同じですが、病名をつけなくても治療を進められるのは鍼灸の良い所だと思います。
病名が付かないと治療が決まらないので、場合によっては、治療できない、わからないということが起きてきます。病院では症状を話しても相手にされないという話も何度も聞きました。
これを難民に例えるなら、医療難民?
医療や薬で助けてもらえない困難を感じている方々を医薬難民と呼び、この方々を救済するのを僕のライフワークにしようと決めました。
医薬難民の方々、どうを源義堂へおこしください。
ここでは東洋医学の観点で診断治療し、説明し理解していただき、寄り添う、医薬難民救済を目指します。
東洋医学なら未病の段階で処置できます
東洋医学の素晴らしい所は、未病の治療にあります。
多くの人はいつか病気になる不安を抱えていますが、病院では病気になるまで治療がありません。
病気になるまで待つよりも、定期的に東洋医学を受診して、未病の段階で治療をしておく方が良くありませんか?
身体への負担はもちろんのこと、経済的負担を考えても絶対その方が良いと思います。
肩こりや腰痛などの自覚症状が無い方でも、月に1回くらい源義堂に来て20分位のチェックと施術をしておけば、未病の段階で済むことが多いはずです。
病気になるまで頑張らないで、源義堂にきてください。
うつの原因は脳の血流不足
うつ病の原因は脳の血流不足という話をよく耳にします。
ネット検索で最初に出てきたのは、
脳血流99mTc-ECD SPECTを用いたうつ病像の客観的評価法の研究開発
労災疾病等13分野医学研究・開発、普及事業,分野名「勤労者のメンタルヘルス」
─ 脳の画像によるうつ病像の客観的評価法の開発 ─
独立行政法人 労働者健康福祉機構
勤労者メンタルヘルス研究センター による
脳血流が一目でわかるように示されていてとても参考になります。
これによればうつ状態の時は特に左の耳の周り付近の脳が血流不足になっているということです。
耳を触ったり引っ張ったりすると耳の周囲の血流が増加して熱くなりますので、うつの予防になることが期待できます。鍼灸でも問題の部位に気を誘導するのに意識の力を用いています。写真を見て自分のその部位に意識を集中してみてください。どの辺なのかよくわからない場合は源義堂へ。
血流を変化させるような強い治療をしますとのぼせて眠れなくなる場合もありますので軽い刺激から始めましょう。そして足の三里なども刺激しておくとのぼせ防止になります。
湿邪が脾をやぶる
雨が続きますがお元気ですか?
湿邪は脾をやぶる といって、湿度が高いと脾が損傷をうけます。
症状としては食欲不振などの胃腸障害、なんとなくだるい、考えがまとまらずイライラする等。
エアコンで除湿して室内の湿度を下げるのはもちろんですが、湿った服は取り替えてよく乾いた服を着るのも対策になります。
図の赤い点は隠白(いんぱく)で脾経の始まりとされています。足の親指の爪の際にありますが、これを手の爪などで刺激すると脾経を活性化させます。
さらに青い点は太白(たいはく)で脾経の原穴で代表する一穴になります。これを指で刺激すると食欲が出て、胃も楽になり、肩首や頭まですっきりしてくることもあります。
お試しください。
メンタル弱いのは治せるか?
メンタルが弱いという話をよく耳にします。日本語にすれば、心が弱い、意志が弱い、押しが弱い、、という感じでしょうか。相手から何か言われてしまうとすぐに折れてしまったり、しゅんとしてしまう人のことです。メンタルストレスにすぐに負けてしまう人。
メンタルクリニックに行くほどでもないけれど、こういう方って結構いらっしゃいます。特に男性。
東洋医学では、こういう症状は胃の問題で、胃経や脾経をまず施術するようにしています。人間の心はいろいろな臓器で分担して統合されていますが、特に意志の力のようなものは胃ととても関係が深いのです。食物を消化する胃が、様々なストレスも消化してくれているのです。
大きなストレスがかかると身をよじるような思いをしますが、この時、胃ではよじれるような蠕動運動が起きています。ずっと以前にテレビの番組で雑巾のようによじれる胃の映像を見て愕然としました。強いストレスのせいで真っ赤になってよじれる胃の姿は、まさに忍耐してよじれる人間の心の形そのままです。
しかもそこに食べ物が入っていることが多いですから、胃というのは本当に大変な仕事をしている。胃に感謝
胃を強くしていけば、ストレスに負けない、意志のはっきりした強い心になれます。少々のストレスにはびくともしない心は現代社会にはとても必要ですね。
そのために簡単に自分でやれることとしては、本当に簡単ですが、胃をやさしく撫でてあげることです。自分の胃に感謝の心を伝え、胃を服の上からでも撫でてあげることです。この時、上から下に撫でる方が消化の方向に逆らわず心地よく感じられます。
やってみて。
梅雨時の胃腸炎に注意
全国的に梅雨になりました。昨日は卵大の雹が降ったとか。地球は暑くなっているのか???と疑いたくなる涼しさの今日です
梅雨入りして雨が続くとカビが多くなります。そしてこれからの季節、高温多湿になりますと物が腐りやすくなります。防腐剤、防カビ剤がしっかり入った食品に囲まれた暮らしではそういうこともないのでしょうが。
防腐剤などの食品添加物は腐敗菌の繁殖を抑える作用を持っています。重要な働きなのですが、おそらく優良な菌類にも同様の働きをするでしょうし、私たちの自前の細胞、組織にもそのような働きをする事でしょう。
添加物の善し悪しは、その方の年齢、健康状態、衣食住の環境、衛生状態、お財布の状態によって総合的に考えなければならない問題ですので、さておき。ここでは腐った物やカビの生えた物を食べてしまって急性の下痢症状を起こしてしまった場合の対処方法をご紹介しておきます。
裏内庭という足の裏のツボを刺激します。昔からお灸によって多くの方々の窮状を救ったようです。下の図ではわかりやすく手で示していますが、足の人差し指を曲げて足の腹に接する所に経穴を取ります。
お灸がとてもよく効く所ではありますが、応急処置として尖った物で突いて刺激することでもそれなりの効果を得ます。
パラグアイの田舎で治療していた時には、もぐさが無くて、マッチ棒のような棒で突いて刺激し、急場をしのいだことがありました。
足の裏を刺激するときは前後の消毒も忘れずに。
食中毒の症状でなくても日頃胃腸に自信のない方はこの部分が痛く感じられます。柔らかくもみほぐすのも効果的です。
堪忍袋の緒が切れる前に
ストレスが多いと堪忍袋がだんだん膨らんできます。上手に息抜き、ガス抜きできる方は良いのですが。
この堪忍袋というのはいったいどこにあるのでしょうか? 胆のうかな~~~?
解剖学の本には書いてありませんので西洋医学の世界では存在しない臓器です。
怒りという心理作用は肝胆から発するので、肝経、胆経の肝臓や胆のうがまず候補にあがります。
貯めるという形状を考えると、貯めたくない胆石を貯めてしまう胆のうはまさに堪忍袋のようです。
40代の女性で時々堪忍袋の緒が切れたように怒るという方が、肝経、胆経の治療によって怒りにくくなったということでした。これを見るとやはり堪忍袋は肝経か胆経に関係が深い所にあるようです。
いろいろ我慢していると胆石になりやすいという話もよく聞きますから、貯めこみタイプの方はご注意。
いろいろ思っていても黙って貯めこむのは日本人気質かもしれません。貯めてしまっているエネルギーを少し離れて客観的に見れたら解消できることも多いのですが。
足の疲れに特化した【足のスペシャルケア】3000円
最近、足の疲れやむくみのある方が増えているようなので新メニューを作りました。
足の先から膝の上までを対象に、手技、鍼、灸、電気治療を織り交ぜて改善をはかります。
膝までが出るようにストッキング、靴下等は脱いでください。
ねらいとしては
①コロナ自粛生活で運動不足になっている足を生き返らせる
②湿邪で胃をやられている方の胃経を刺激し、胃の不調改善、リフトアップ効果
③気血の循環をよくし疲れやむくみをとる
④肝経・脾経・腎経・膀胱経・胃経・胆経の気を調整し復活させ、背中、肩、首、頭の症状も改善
ストレスの最大原因を消す
ストレスはいろいろな健康上の問題を起こすことが知られていますが、いまだにその的確な治療法が普及しているとは言い難い状況で、今日も多くの人を悩ませています。その原因はわかりきっている!と皆さん言いたいでしょうが、本当にそうなのか?大いに疑問です。根本的な原因が究明できていないのではないでしょうか。
ストレスを感じるのは目の前の誰かのせい、そうでなければ自分になじまない何かのせい。日々家族や職場の誰かの言葉や態度に反応しストレスを感じているあなたにとって、ストレス源は火を見るよりも明らかなことです。
そしてストレス源が決まると、あとは思考停止。ストレス源に背を向けもっぱら回避して、ストレス源についてそれ以上意識を向けないように防衛反応が働きます。筋肉系のコリがでたり、呼吸が浅くなったり、交感神経優位な状態が続くと内臓機能が低下し病気になってしまいます。
うまく一つのストレス源から回避できたり、克服できたとしても、他の何かがまたストレス源に昇格して、、、、とそんなことを永遠に繰り返していたら辛いですね? 気が病んでしまいます。感情を持った人類の宿命なのだろうか?と考えても解決にはなりません。
自分の世界に入って、他者との関りを持たない空間や時間を持ったらどうなるでしょうか? 昭和と違って、ヘッドホン(?)をして周囲の音を遮断しバーチャルな自分の世界で自分の思うままに時を過ごすことができる時代です。一人で暮らす方も多いですし、終生独身で通す生き方もかなり普通です。ひきこもりとかニートとか周囲から言われるのを気にしなければ、娯楽も経済活動も社会的活動までも自分の玉座に座ったままできるのです。交際やちょっとした会話もできますし、気に入らなければ消去してしまうのも簡単です。
しかしこうして自分の王国で自由に生活したとして、平安でしょうか? 聞こえてくるのは、自分の内部で続く紛争の声です。思いのままにできる環境を整えることができても、肝心の自分自身の中には思いのままにならない反対勢力が存在します。本心が望むままに行動したいのに、身体がその欲するところを実現しようと反旗を翻すのです。残念なことに心と体が紛争中では永久にストレスを感じざるをえません。
これがストレスの根本にある終わることのない心身紛争です。人類はこの破滅状態から抜け出すことができるのか?
自分の中でくすぶり続ける炎は、紛争地域のように心の中を焦土化し、空虚にします。どんなに外面を着飾っても内面はすさんでしまいます。意識を外へ外へと向けながら、日々をどうにか生きている人も多いのです。
あなたの紛争地域に出かけていってくすぶっている火を消し、気を通してストレスから解放してさしあげるのが源義堂のミッションです。
妊活(不妊治療)はご夫婦一緒に
不妊治療で訪れてくださる方の多くは女性です。
確かに女性の胎内の血流を良くすれば妊娠しやすくなりますので、女性の治療をするのが効率的と言えます。
しかしそれでは女性が問題という感じになってしまい、女性を追い詰めることにもなりかねません。
女性側の問題としては血行不良、生理の問題、子宮の形、卵子の問題等考えられます。一方男性では勃起不全、精子の数が少ない、運動しない等があります。
どちらかの問題がはっきり存在する場合においても、問題は必ず双方の問題で肉体的、精神的に双方で解決する必要があります。
例えば、男性の勃起不全がある場合、肉体的な問題以上に心理面で男性のあせりや劣等感等があることがあります。これは一人で解決できることではなく、二人で取り組むべき問題です。
そういう意味で、源義堂ではなるべく夫婦がお二人でご来院いただくことをお勧めしています。