手が冷たい人は心が温かいか
手足の冷えはどこから来るのでしょうか。
手足にしびれがある人は、血行不良が原因でしょう。
しかししびれはないけれども手が冷たいというときはどうでしょうか。
以前、寒さで冷たくなった自分の指先を顕微鏡で見せてもらったことがあります。すると毛細血管がゴースト血管になっていて、ほとんど赤血球が動いていなかったりしていました。
充分な室温があるのに手足が冷たいのは、どこに原因があるのでしょうか。
昔は「手の冷たい人は心が暖かい」とよく言われていましたが果たして本当でしょうか。
自分の手のことで検証してみますと、治療で気を外に向けている時は手から出力されるので暖かくなります。反対に手から外の邪気を吸収しようとしている時は冷たいように感じます。
オフの時には、自己中心な思いの時には手が冷たくなっていて、少しでも利他的になるとすぐに手が温まってきます。気の流れが外向きなのか、内向きなのかが大きく関わっているようです。
手足の冷えの治療をするときに、胃の気の滞りを治療するのも大切ですが、心のベクトルを変えてみるのも重要です。
経絡の存在
昔は医術と言えば今でいう東洋医学のことでした。人間に起こる様々な現象を東洋哲学で解釈し、病気も哲学的に解釈し治るものは治してきました。
蘭学が入ってきて、解剖書ターヘルアナトミアが医学界の常識になってきて、目に見える物だけが本物であると考えるようになりました。人間の生理現象や病気についても、その原因を目に見える物に求めるようになりました。
顕微鏡で細かい細菌まで見れるようになり恐ろしい伝染病などの原因も見える形になってきたのです。素晴らしく目覚ましい西洋医学の成果によって我々は多大な恩恵を得ています。
しかし意外にも江戸時代までは医学界の常識であった経絡を、解剖した人体の中に見つけることができなかったため、経絡や東洋医学に対する信頼が急速に揺らぎ、西洋医学に取って代わられるようになったのでしょう。
ちなみに北朝鮮のボンハン先生が経絡を発見したと報告されましたが、医学の進歩に置き去りにされ顧みられることはなかったようです。
目に見えない経絡を解剖して探そうというのは、固い肩こりを解剖して探そうというのと同じです。でも肩こりは存在し、経絡も存在します。
寒いときにはヘソを温めよう
2月に入って寒い日が増えましたね
雪も降ったりして
寒くて震える時におススメなのは、先日ブログでヘソの横にあるコウユが良いと書きましたが、コウユも含めてヘソシステムが重要で有効です。
ヘソシステムと言ったのは、胎中生活をしている時に栄養と酸素を取り入れていた出入口のことです。
胎児の発育に必要なすべてがここから入ってきていましたので、(たぶん愛も)、それこそ命の原点のようなところです。
そういう記憶が大人になっても残っていて、そこに手を置いてみると特別な感じがあります。
身体に暖かさを覚えると同時に安らぎ、何とも言えない安堵感に包まれませんか?
ヘソの周りにピンポン玉くらいの塊が触れて固くなっている場合などは、その塊を取ると楽になります。
身体や精神、人間のすべてにとても大きな影響を与えるスポットです。
文先生によればヘソをたたくと健康になるということでしたが、実際に少し奥まで響くように叩いてみると程なく身体が温まります。
寒いときにはやってみてください。ただし防寒対策も忘れずに。
腰のしわと38度線
腰に妊娠線のようなしわがある方、背中側なので薄いこのような線にはお気づきではなかったのですが。
手相のようなしわや妊娠線のような線は体表を分断してしまうことがあります。
手術痕のような深い線も同様で、これについてずっと以前のブログで何度か触れていますが、杉山先生の発見の一つです。腰にある横向きの妊娠線様のは珍しく気づきにくいものと言えるでしょう。
この線のある人は、上実下虚になっている場合が多く、お腹がポッコリとしていて、下半身に冷えを感じておられました。この線を消すことが治療になるわけで、分断された上下を流通させる治療をします。
転じて韓半島の二つの分断国家はまさにこの状態で、38度線によって行き来ができなくなっているために経済の格差も大きく生じ、両国にとって不利益(不健康)となっています。
38度線がなくなり平和が訪れることを切に願う今日この頃です。
太陰暦の元旦
今日は旧正月
太陰暦の元旦です。
年が改まり、陰の世界が変わると、、、
源義堂も新年を迎え、心あらたに皆様のお越しをお待ちしております。
足の裏の多汗
手足の平にびしょびしょの汗をかいている人が最近増えているように思います。
汗をかくのは、脳の体温調節をする中枢からの指示で、交感神経を通じてアセチルコリンによって全身の汗腺が刺激されます。
汗腺は手足に集中していますが、人間では全身に広く分布していて全身から汗がでるようになっています。
体温調節とは無関係にでる汗を冷や汗といいますが、これも交感神経の働きで発汗します。
つまり何かしら活動しようとしている状態、ストレス状態にあるとき交感神経が優位に働きますから、冷や汗が出るときは、ストレス状態が続いているということになります。
手足の平にびしょびしょの汗をかいている人は、強いストレス状態にあるか、自律神経がうまく機能していないと考えられます。
発汗のシステムはまだまだ謎が多いようです。
常態的な冷や汗には、自律神経を整える治療が基本ですが、足の肝経のツボ、特に三陰交より下のツボの刺激も有効です。
汗の問題は、肝経。といって学生時代には教わりましたが、試しに足の親指と人差し指の間を触ってみてください。
痛かったり、違和感があったり、力がなかったりするところがツボですから、よく刺激しましょう。
オリンピック応援キャンペーン特別料金
オリンピック応援キャンペーン期間中は料金が特別になります。治療も特別サービス。おもてなしの気持ちが伝わりますように。
Aコース:身体の表面の電気的なコリを電気治療と鍼で取っていきます。3000円
Bコース:それに加えて背中のツボに鍼をすることで五臓六腑のバランスを整え元気にします。4000円
Cコース:さらに加えて骨盤まわりの深いコリをとることで五臓六腑の活性化とともに体型も改善します。5000円
Dコース:最後に疲れた頭を元気にするために電気刺激と鍼で気を整えます。6000円
Fコース:さらに顔のリラックス、血行改善、リフトアップ等の為の鍼と電気治療を加えることもできます。7000円
初診の方は1500円プラスされます。全て税込価格です。
リーキーガットと帯電
腸管壁浸漏症候群(リーキーガット)という言葉をよく目にするようになりました。
小腸の腸壁が炎症をおこし、分子レベルの穴があいて、腸内の物質が漏れだす症候群。
血管内に漏れだすとか、腹腔内に漏れだすとか、いろいろな話が錯綜しているようです。
漏れだす状況はさておき、腸の内外に炎症をおこすということに注目したい。
原因物質はいろいろかと思いますが、最近よく見るのはグルテン。
最近読んだ栄養に関する書物には小麦のグルテンの影響について書いてあります。
「最高の食事法」シャロンモアレム著など参考にしてください。
腸の炎症が血管を通じて大脳にも影響し、認知症を助長するとの説もあります。
確かにパン食とご飯食とでは食べた後の感じが違うように思えます。
これについて皆さんがそれぞれにお試しされることをお奨めします。
シャロンロアレム氏によればDNAによって炭水化物の消化に個人差があるとのことです。
腸の炎症から負傷電位が生じ、その電気が腹膜からお腹の肌肉に帯電するとすると、リーキーガットがお腹のコリの大きな原因とみることができます。
お腹の帯電は五臓六腑に様々な症状を起こしますから、何を食べるかということが大きな問題になります。
帯電を放置せずに鍼やハッピーヘルスで除去してください。
そして特に日本人は小麦を減らしてお米に移行した方が良さそうです。
ところで日本人がパンを食べるようになったのは戦後のGHQの影響だとか。
当時始まった学校給食がご飯ではなくパンでした。
国際関係アナリストの北野幸伯氏の視点は面白く、パン食をご飯食に変えていくことで日本の食糧自給率が上がり、将来予想される食糧危機が回避できる!と「自立国家日本の創り方」に書いています。
こういう観点からも、小麦よりお米 米 米 米を食べましょう!
コロナウイルスの影響
コロナウイルスの影響は甚大ですね
感染した方の1%くらいの方が命を落としている現状
感染力はインフルエンザの方が強いという見方もあり、
もしかすると過敏な対応に走ってしまっているのかもしれません
治療法もはっきりしていない状況で、感染者がどこにどれくらいいるのかもわからない状況で、社会全体が不安になってきています
社会不安は経済的にも現れ、株価が暴落、世界中の経済活動が低下しています
コロナにやられる前に、経済の冷え込みで風邪をひいて倒れそうになっている会社も多い事でしょう
源義堂は通常通り営業しています
マスクなどの対策をしっかりしていらしてください
繰り返す肩こりの治療(53才男性)
肩こり→肩もみ→肩こり→肩もみ→肩こり→肩もみ→肩こり→肩もみ
日常のように肩こりが繰り返している人は多いでしょう。
肩に固いパイプが入っているような肩こりの男性。
寒そうにしています。肉付きはそんなに良い方ではないけれど筋肉はしっかりしています。
胃の辺りの腹を触ってみると硬くなっています。
ストレスも貯まっているようです。
そこを暫く按腹するとお腹の固さが緩んできます。
それと共に硬かった肩も柔らかくなります。
右をさすれば右肩が柔らかくなり、左を按腹すると左肩がほぐれます。