骨盤考
骨盤というのは人間にとって重要な骨格。
それは骨盤矯正が盛んに行われていることからもわかります。
骨盤の歪みが人体の他の部分の歪みに反映する事実は皆が認めるところだと思います。
骨盤は仙骨と左右の寛骨の複合体で、さらに寛骨は腸骨、坐骨、恥骨の3骨に分かれていた物が思春期頃に一つになったのです。
この3骨は合わさって大腿骨の骨頭の受け皿を形成しています。
この辺がすごく面白いですね。
なぜなら思春期までの期間にどのような運動、活動、食生活をしたのかが骨盤の形成に後天的に大きく関与してきそうだからです。
幼少期にしっかり運動した子の骨盤はより運動に適した形にカスタマイズされることが考えられますし。
3骨のどこにより力が働いてきたかで骨形成が影響を受ける可能性もあります。
思春期までそのような自由度のある骨盤形成がなされるとは、、天の粋な計らいに驚くばかりです。